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副業エンジニアへ業務をアサインする際のタスクの切り出し方についてご紹介します。
▼このような企業様はぜひご一読ください。
・正社員のエンジニアがなかなか採用できない
・業務委託のエンジニアへの業務の切り出し方がわからない
目次
関連記事
副業エンジニアを採用するメリット
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意欲の高い優秀な人が多い
- スキルを活かして役立ちたい、本業とは違う環境で学びたいという意欲のある方が多いです。
- 特にシニアレベルのエンジニアを正社員で採用しようとすると、競争が激しく、なかなか採用に至らないことがありますが、副業市場であればそのレベルの優秀な人材が多くいます。
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副業からスタートし正社員化すれば、お互いに入社後ギャップが少ない
- 面接だけではわからない点も多いため、互いの相性をみる意味でも、副業からスタートするのがおすすめです。
副業エンジニアへの業務のアサイン方法、タスクの切り出し方
💡 副業エンジニアに早く立ち上がってもらうには
・開発環境や各ツールのセットアップについては、やり方をドキュメント化しておきましょう。
・最初にまとまった時間を取って、プロダクトの現状やロードマップを共有する機会を作るのがよいでしょう。
全体像を早期に把握することで、タスクの解像度が高まります。
・稼働直後からすべてを任せるのではなく、徐々に守備範囲を広げてもらいましょう。
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業務のアサイン方法
- 稼働時間に合わせたアサイン
- 週末や夜間しか稼働ができない人であれば、非同期でも可能な内容
- 毎日短時間の稼働ができる人であれば、日々やるべきだが手が回りにくい内容
- 平日日中の稼働ができる人であれば、メンバーとのコミュニケーションが必要な内容
- 得意分野に合わせたアサイン
- ロードマップや現状の課題を共有し、何ができそうかを相談しながらアサインを決めていきます。
- 稼働時間に合わせたアサイン
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タスク例
- 月50h程度であれば、以下のようなタスクを得意分野に合わせて切り出します。
- 既存機能の改修
- 新規機能の開発
- 技術選定
- 不具合調査
- コード品質の改善(コードレビュー、リファクタリング)
- アーキテクチャの設計やフィードバック
- パフォーマンスチューニング
- PdMやデザイナーと連携しての仕様検討、ユーザーヒアリング
- エンジニア採用
- 組織や評価制度の構築
- テックブログ執筆
- 各タスクの壁打ちやレビュー
- 月100h程度稼働できる方であれば、ある程度同期性があるのでフルタイムと同じようなアサインも検討できます。
- 月50h程度であれば、以下のようなタスクを得意分野に合わせて切り出します。
副業エンジニアが活躍できる環境とは
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副業者を受け入れる雰囲気がある
- 他のエンジニアやPdMとコミュニケーションを取る機会が多いため、気軽にやりとりできる雰囲気がないとワークしづらくなります。
- 定期的な1on1などで、信頼関係を早期に築ける工夫をしてみてください。
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ドキュメント文化がある
- 稼働時間が短くても、ドキュメントを読んで情報を補うことができます。
- 少なくともプロダクトに関する事柄においては、アクセスできる情報にフルタイムメンバーと差がない状態が望ましいです。