このページの概要
リモートワークを前提とした組織のメリットや、
リモート組織を導入するための具体的な3STEPをご紹介します。
目次
人事観点でのリモート組織のメリット
採用における差別化、競争優位性を高める
リモートワークが可能なことが転職先の条件になる場合も多く、地方在住者も採用候補になることから、採用活動における競争優位性が高まります。
従業員満足度を高める
通勤の負担軽減や家庭との両立などができ、従業員満足度を高めることにも繋がります。
リモート組織を導入するための3STEP
ここでは、リモート組織を作るために具体的に何をやればよいのか/やる必要があるのかを3STEPに分けて説明します。
STEP1:ハード面の整理
まずはハード面で、リモートでも働ける環境を整備することが第一ステップとなります。
- ツール導入
- ビデオ会議(zoom、Google meet、Microsoft Teamsなど)
- チャット(Slack、ChatWorkなど)
- 勤怠管理や稟議、契約書等、出社が必要な運用をしていた場合はそれらのクラウドツール
- リモートワーク環境調査
- 机やWifi環境など、リモートでも働ける環境かどうか
- 必要があればルーター貸出や備品購入費の補助、リモートワーク手当などを検討する
- 情報セキュリティ対策
- 研修実施やマニュアルの整備
- 勤怠ルールの整備
- 就業規則の変更
- 就業規則が出社を前提とした内容である場合はアップデートが必要
STEP2:ソフト面の整理
リモート環境下でのコミュニケーションや会社運営についてのルールを決めます。
- ドキュメント化の推進
- オフラインでコミュニケーションしていた内容をドキュメント化して記録に残す
- 情報の整理と適切な開示
- 知りたい情報にたどり着ける状態を作る
- 社内wikiやファイル共有ツールの整備
- 知りたい情報にたどり着ける状態を作る
- セルフマネジメントのサポート
- コミュニケーションルールの策定
- リモート環境でも正しく心地よくコミュニケーションを取れるようなルール
- テキストで用件を書く際はなるべく箇条書きにする、スタンプや絵文字を積極的に使う、等
- 参考:overflowにおけるWEB会議ルール
- リモート環境でも正しく心地よくコミュニケーションを取れるようなルール
STEP3:リモート組織2.0
最後のステップでは、オフライン以上に組織を成長させるための施策を立てていきます。
- リモートワークに対応した評価基準の策定
- リファレンスの取れる透明性のある評価
- オンラインでの評価面談ガイドライン
- 採用基準のアップデート
- 求める人物像の再定義
- オンボーディングプログラム
- 入社後すぐにバリューを発揮できる/組織文化の浸透
リモート組織は会社の競争力を高める
「リモート組織2.0_チェックリスト120」を無料公開中