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オファー文章の内容やカジュアル面談の内容において重要な、アトラクトポイントの作り方について解説します!
自社の魅力を言語化し、面談やオファーメッセージでアピールできるように準備しましょう。
目次
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アトラクトになる要素
オファーメッセージの返信率が悪い/カジュアル面談後から選考に進む割合が低いという場合、アトラクト(動機付け)に失敗している可能性が高いです。
候補者が魅力に感じないことをアピールしても、採用に結び付きません。どのようなことがアトラクトに結び付くのかを理解したうえで、自社の魅力を整理する必要があります。
他社と比べて特徴的な点
転職先・副業先を選ぶうえで、「他の会社と違う点」は重要な決め手になります。
他社と似たような事業や似たような思想ばかりが目に付くと、その会社を選ぶ理由が薄くなるため、他社との違いを情報提供することが候補者のアトラクトに繋がります。
また、ここでいう「他の会社と違う点」は、事業や業務に直接関係ないことでもOKです。働き方や人・組織の面での特徴も、候補者の志向によってその会社の魅力になりえます。
事業軸、組織軸、その他の要素に分けて、他と違う点はどこか?という観点で自社の特徴を洗い出してみましょう。
- 例
- 事業軸
××に特化したプロダクト/大型の資金調達に成功している/模倣困難な技術を持っている/ノンプロモーションで1万ユーザー達成 - 組織軸
××出身のエンジニアがいる/創業者がエンジニアである/創業者が上場経験者である/フルリモート、フルフレックス/ホラクラシー組織である - その他の要素
オフィスに猫がいる/ワーケーションができる/筋トレが趣味の人が多い
- 事業軸
共感できるストーリー
会社の持つストーリーへの共感は、候補者の志望度を高めます。
競合の多いプロダクトであっても、事業化に至るまでの背景にはそれぞれユニークなものがあるはずで、それが他社との差別化にもつながります。
- 事業の原体験
- 目指すもの
- 大切にしている考え
などを詳しく発信しましょう。
また、それぞれの社員のバックグラウンドや入社理由も共感を呼ぶポイントになります。
- 自分と同じ課題感を持つ人が多い
- 自分と似た経歴である
- 自分にはない考え方をしている人がいる
などが具体的に見えてくると、会社への興味が深まる/一緒に働くイメージを持ちやすいといった効果が期待できます。
どのような点に共感するかは候補者によるため、様々な観点から情報公開をしておくことが大切です。
アトラクトポイント チェックリスト
上記を踏まえ、チェックリストを元にそれぞれの項目を言語化して整理してみましょう。
社員にインタビューをしたりアンケートを取ったりして、人事側では気づかないような魅力を探るのもおすすめです。
1 |
組織軸 |
メンバーのバックグラウンド(各ポジション) |
2 | メンバーの入社理由(各ポジション) | |
3 | 創業者のバックグラウンド | |
4 | チームでの動き方 | |
5 | 個人の裁量 | |
6 | 働き方の柔軟性 | |
7 |
事業軸 |
創業のきっかけ、原体験 |
8 | プロダクトの特徴、独自の価値 | |
9 | 将来目指すもの | |
10 | 資金調達状況 | |
11 | ユーザー数や収益の推移 | |
12 |
その他 |
その他特徴的なこと |