このページの概要
カジュアル面談の概要や押さえるべきポイント等についてご説明いたします。
カジュアル面談とは?
・選考に進む前の相互理解の場です。
・IT・Web系スタートアップ・ベンチャー企業を中心に、採用倍率や難易度が高いポジションでは、
候補者との最初の接点として、カジュアル面談の機会を設けるのが一般的です。
目次
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カジュアル面談の目的
企業側の目的
・自社の魅力や開発チームの面白さを知ってもらう
・候補者に選考へ参加いただけるようアトラクトする
・候補者の温度感を確認する
候補者側の目的
・企業に関する情報を収集し、事業・サービス理解を深める
・選考に進む前の不明点を解消する
カジュアル面談でのNG事項
💡Point
本選考に近い以下のアプローチは、候補者の期待値と異なるため一般的にNGとされています。
1. 志望動機を聞く
- 理由:選考に入る前でお互いの理解を深める時間のため(まだ「志望」はしていない)
2. 履歴書・職務経歴書の提出を求める
- 理由:カジュアル面談時点では、選考に参加する意思をいただく前の状態であるため
3. カジュアル面談の内容に対し、合否の連絡を行なう
- 理由:カジュアル面談は選考ではないため
- カジュアル面談後に選考意思を確認し、書類選考を行った後に合否連絡を行う
カジュアル面談のポイント
1. 面談前日までに自社の紹介資料を送る
- 目的:事前に企業理解を深めていただき、面談中により具体的な話をする
- 手段:カジュアル面談前にメッセージで共有する
- 資料例
- Culture Deck(会社紹介資料)
- 面談参加者のインタビュー記事
- プロダクト紹介資料/記事
- 直近のプレスリリース
2. 面談の最初に候補者の温度感・気になっていることを聞く
-
目的:限られた時間で、候補者に選考に進むための検討材料を持ち帰ってもらうため
例:面談最初の切り出し
・このたびはオファーをお受け取りいただきありがとうございました。
本日は有益なお時間にできればと思っており、
●●さんがどのあたりにご興味をもっていただけたか、参考までにお伺いしてもよいでしょうか?
・どういった働き方を希望してOffersに登録されていらっしゃるんですか?
・現在、他の企業でも副業をされていらっしゃいますか?
3. 面談の最後にネクストアクションを明らかにして終わる
-
目的:思いがけず流れてしまうことを防ぐため、面談後の動きを明確にする
例:面談の締め
本日はお時間いただきありがとうございました。
よろしければ、●●さんにはぜひ本選考にも参加いただき、
●●さんのことについても詳しくお伺いできればと思っております。
本日の内容を踏まえ、前向きにご検討いただける場合、
Offersでメッセージをいただければ幸いです。
次に以下の記事をご参照ください。
カジュアル面談を行う 〜2. 事前準備・当日編〜